1社目の経営で培った大きな経験
私・山上洋子にとって当社ホーミング・スカイは2社目の創業です。
1社目はハウスクリーニング業の会社・株式会社ホーミングでした。
ホーミングを創業したのは1996年。
以来28年の間、お客様・お取引先・社員を始めとしたたくさんの方々に関わらせて頂き、経営者として非常に大きな経験を積む事が出来ました。
多くの方からご支援・ご愛顧頂けた事に、いまでも大変な感謝の念を抱いております。
後進の社員へと譲渡
株式会社ホーミングは2023年、同社の社員として長年の経験を積んだ社員へ譲る事としました。
株式会社ホーミングは私の半生そのものと言える存在です。
譲渡に当たり寂しい気持ちも強く、心にポッカリと穴が空いた感覚を覚えました。
正直言いますと、いまでも株式会社ホーミングのことはとても気になっており、今後も健やかな成長を願ってやみません。
生きていく中で、誰かの協力が必要
私は生まれてからずっと、新潟県長岡市に住み、様々なことを経験してきました。
その経験の中には、例えば2004年に発生した新潟中越地震などの災害も含まれます。
震災の時に母を自宅よりも安全な病院へ入院させ、私自身は病院の駐車場で車中泊をしました。
また震災の約2カ月ほど前には、豪雨によって三条市の五十嵐川が氾濫する水害も発生していました。
母を守り、自身の身の安全も確保しなければならない大変な状況は今もよく覚えています。
こうした経験や母親の介護から、
「自分の周りで・また少し離れた場所で、困っている人達がいる」
という認識が強くなりました。
災害時だけでなく、社会全体で見れば誰かの協力を求めたい人達がいまも多くいるはずです。
“まだまだやれる”という、社会貢献への想い
1社目の経営から完全に退いた今、波風のない日々を過ごしていくのも良いのかも知れません。
経営とは競争であり、”戦い”と言っても過言ではないでしょう。
苦労の絶えない立場から離れ、ゆっくりとした日常を…という気持ちもありました。
しかし、社会貢献の中でしか得られない満足感・充実感があり、やはり誰かの役に立ちたいという想いが上回ります。
「誰かのために、私はまだまだやれる」
出会い・繋がりの先で、あなたのお役に立つために
当社が具体的にどんな事業活動をしていくのか、まだ明確ではありません。
あるのはただ1つ、ひとの役に立つのだという確固たる軸です。
これからも様々な方と出会い、繋がっていくでしょう。
その先で私の力の限り、より多くの方のお役に立てれば、これを超える幸せはありません。
この想いを当社の理念として、少しずつ企業として成長していきたく思っています。